協会ブログ
グラヴィティヨガの最新情報はこちらから
blog
2016.11.29 / Tue
<初めてのヨーガ哲学vol.2>初心者からヨガインストラクターを目指す方へ
グラヴィティヨガ協会インストラクターの中尾麻友子です。今日から一緒に
YOGAの八支則(ヨガの道を進む段階1~8)
を学んで行きましょうね。
■サンスクリット語とは・・・?
さて、これからヨガの教えをお伝えしていきますが、
文中、聞きなれない訳の分からないカタカナの言葉が沢山出てきます。
これは“サンスクリット語”と言われる言語で、
現存する言語の中で最も古いものとして残っています。
又、神、天界で使われる言葉、神の言語ともいわれます。
言葉の持つ音、文字の形そのものにエネルギーを
持つと言われていますので、初めは聞き慣れなくて読みにくいな、
と感じる方が多いと思いますが、あえてお伝えしていきます。
■YOGAの八支則(ヨガの道を進む段階1~8)
【1】ヤマ(禁戒、やってはいけないこと)
全人類に共通している、誰にとっても必要な道徳の事です。
ヤマの中でも5つの項目があります。
1,アヒムサー
【ア】は否定、【ヒムサー】は暴力や苦痛を引き起こすこと。
アヒムサーは、行動、言葉、思考により
“暴力を振るわない”ということです。
これは、他にも自分にも、そして肉体的にも精神的にも全てにおいて
“非暴力”であることで、調和や平和、穏やかな空気を生み出します。
これを徹した者のそばでは全ての敵対が止むと言われています。
ヒンドゥーの神話では、
アヒムサーを守る賢者の住む森では、
動物は空腹の時にしか獲物を殺さない、というお話もあります。
例えば、ヨガの練習をする中で、
アサナ(ポーズ)の完成形を美しく取ることばかりに、
時間や肉体を費やす方がいますが、
これは自分の肉体への暴力とも言えると思います。
人それぞれ、骨格や筋力、関節の可動域も違いますね。
無理に力ずくでアサナの完成形を目指すのでは無く、
正しい身体の使い方をまずは理解する事が大切です。
そうして練習を重ね、努力を続けること、その課程が重要で大切なのです。
そして必要な時に必要なアサナがストンと落ちてくる、
いつの間にか出来ていた、ということもあるかも知れませんね♪
今日一日 ヤマのアヒムサーを意識して生活してみてくださいね。
素敵なことが沢山おきますように!!
writer: 協会講師 中尾麻友子
ヨガインストラクター総合コース ヨーガ哲学担当
他のヨーガ哲学の記事も見てみる▶http://gravity-yoga.jp/archives/8083
□発行者:一般社団法人 グラヴィティヨガ協会事務局
□所在地:〒550-0013大阪市西区新町1丁目28-11 安川ビル4F
□お問い合わせメールアドレス: info@gravity-yoga.jp
□協会ホームページ : http://gravity-yoga.jp/