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2022.9.16 / Fri

<レポート>第41回日本臨床運動療法学会学術集会 ~脳波から紐解くヨガ~

第41回日本臨床運動療法学会学術集会にてセミナーを行いました。

 

「脳波から紐解くヨガ」と題し、「グラヴィティヨガ(疾患ケアヨガプログラム)」と「脳休瞑想」を行った際の脳波をリアルタイムで解析し、聴衆と共有するという挑戦的な試みがなされました。

 

なかでも、脳休瞑想中の参加者の脳波解析結果は驚くべきものでした。

脳波測定の結果は最後に記載いたします☆

 

~司会・進行~

左:佐藤真治(帝京大学医療技術学部教授・EIMJ理事)

右:板矢悠佑(野崎徳洲会病院理学療法士・疾患ケアヨガプログラム講師「高血圧」)

 

 

~脳波測定~

担当:小山裕昭(株式会社JINZEN 代表取締役)

 

 

 

5名の参加者の方には、脳波で動く「necomimi」を付けて体験していただきました☆

 

「necomimi」とはセンサーで瞬時に脳波を読み取り、耳の動きと音で表現してくれるネコ耳型のカチューシャです。

(脳がリラックスすると耳が倒れ「ゴロゴロ」と喉を鳴らす音がします😺)

 

 

グラヴィティヨガの疾患ケアプログラムを行ったあと、脳休瞑想を行いました。

あちこちから「ゴロゴロ」と音が聴こえ、みなさんとてもリラックスされておりました。

 


 

さて、脳波測定の結果です!

脳休瞑想を実施した時の脳波から、以下のことが分かりました。

 

①脳神経活動が通常(開眼時)より7080%抑制されていること。

脳休瞑想中の脳全体のパワーが、瞑想前の数値と比較して、75~80%も低燃費化している事が分かりました。これはまさしく「脳の活動を休めている状態」であると考えられます。

 

②脳内にセロトニンが分泌されている可能性があることが示されました。

Alpha-2帯域は別名「幸せホルモンと呼ばれるセロトニン分泌を促す脳波帯域」と呼ばれており、脳休瞑想を実施している間は、このAlpha-2帯域の脳波が突出して優位に出現している事が確認されました。

 

〇まとめ

脳休瞑想では「欲望や執着」を手放し、身体や現実などの「今限られたこと」に注意が向いていること。さらには「クールな幸福感(自己への思いやり) 」を感じていることを表しています。脳休瞑想には脳を休めるだけでなく、幸福感を誘う効果があることは大きな発見です。(同様の変化は、座禅の際にも観察されています:有田秀穂2003年)今後は、脳休瞑想で得られた生理学的効果が他者に波及し、幸福感のシェアリングが生じるかどうかを検証する予定です。

(佐藤真治:帝京大学教授)

 


 

 

 

今回はEIMJapanメンバーや、養成コース卒業生の方々も参加されました^^

コロナ渦で直接お会いすることが難しくなった中、久しぶりにお会いできて良かったです☆

これからも、皆様のご活躍を応援しています。

 

 

一社)グラヴィティヨガ協会

 


 

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